TES4-輝輪酸紀行

PCゲーム「oblivion」のRP小説とMOD解説感想などなど。

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【プレイ日記57】 邂逅 【Miscarcand #3】




「これが…グレート・ウェルキンド・ストーン…?この規模の結晶が全てマナの塊なんて…」

「わかるか、エキドナ」

「ここにいるだけでどれ程の魔力が凝縮されているか解ります…」







57-01

遺跡の最深部に辿り着いた俺達は、遂にグレート・ウェルキンド・ストーンを発見した。

エキドナの言う通り、通常のウェルキンド石の何倍もの大きさがあるソレは、内部に凝縮された
魔力によって眩しく光り輝いていた。

「これ、素手で触って大丈夫か?」

「恐らく、この石はミスカーカンドという都市の動力になっている筈です。
取り外すには何らかの儀式や罠が仕掛けられている可能性が考えられます」

「解除出来るか?」

「少し周辺を探ってみます。何か装置があるかもしれません」

「1人で大丈夫か?」

「設置されていたモンスターは全て片付いた筈です。反応もありません。すぐ戻ります」



そう言ってエキドナは祭壇の周辺を調べに向かった。


「…膨大な魔力、ね」


1人になった祭壇の前で、俺は誰にともなく呟いた。


「…人間ひとり、何百年も生かす程のモンだからな」



















57-02


「何だ・・・ありゃ?」


遺跡の最奥で見た物は、信じられない光景だった。

今までに見た事もない程の巨大なウェルキンド石と―――いや、そんな事はどうでもいい。


「人間…なのか?何てこった」





57-03

誰にも触れさせまいと巨大なウェルキンドストーンに守られる様に、
その上に人間の少女が浮いていた。





57-04

やや灰色がかった黒髪に、先端の尖った長い耳。
どうやらエルフ種の様だったが、俺が知る限りこんな種族はタムリエルのどこを探しても
いない筈だ。・・・いや、俺もその「どこにもいない」の一人なので断定は出来ないが。

「まさか、絶滅したアイレイドエルフ?」

俗にアルドマーと呼ばれるすべてのエルフ達の祖。

その卓越した魔術と技術によってアイレイドという一大文明を築き上げ、長きに渡り
シロディールを支配した彼らの生き残りが何らかの手段により眠りについているのか。

いや、そんな事より―――


「…どーすんだよ、これ」

間違いなく今回の探索は大赤字だった。
コレは遺跡の奥で見付けた得体の知れない女です、じゃ金にもならない。
いや、持ってくトコ持ってけば金になるだろうが犯罪ダメ、ゼッタイ。
そもそもどうすりゃいいんだこの女!?
普通、人は宝探しに来て宙に浮いてる少女を見付けた時、どんな行動を取るべきだろうか。
ないない。そんなもん宮廷作法だって無い筈だ。いやあのナルシスト共ならあるのか?
だいたいこの場合って、持ち帰ったら犯罪か?いやでも放っておく訳にも…






57-05

と、俺が途方に暮れていた時だった。
突如ウェルキンド石が激しく発光しはじめたのだ。

「っ!?」


何か罠でも踏んだのか、と俺は身構えたが、特別何も起こらなかった。


「何なんだ・・・?」


俺は剣を納め、目を凝らして祭壇を見る。光っている以外は特に不審な点はない。
人が近寄ったから反応したのか…?


「・・・るまちで・・・いた・・・」


何だろう。
何か聞こえる。


「もう・・・ど・・・のころの・・・たなら・・・」


…歌だ。
うたがきこえる。






57-06

「お前…なのか?」

俺は思わず頭上の少女を見上げる。
しかし、彼女は宙に浮いたまま何かを答えることはなかった。


「…どうしたもんかな」

遺跡奥
     どでかい魔石と
               女の子

うん、意味不明すぎる。






57-07

と。
ふと祭壇の下に、1冊の本がこれ見よがしに落ちていた事に気付いた。
何か魔法的な処理がされているのか、表紙からそれなりに年代ものだと推察できたが
その割に妙に真新しく、遺跡内だというのにホコリひとつついていなかった。





57-08

「これがヒントかな・・・?」

普段、遺跡にある書物なんかマジックアイテムの説明書程度にしか思ってなかったので
滅多に読まなかったが、今回ばかりは少しでも情報が欲しい。
俺は迷わず本を開いた。


「…おいおい」


本の序文にはこう、あった。




―――この書とかの人形を見つけし者へ告ぐ

かの者、人にして人に非ず

我らが魔導の奥義に塗り固められし人形なり

其は汝が欲望を写せし鏡

なれど心せよ

其は破壊者とならん

其は死神とならん

故に、我らこの個体を『エキドナ』と呼ぶ―――





「…なんだこの思春期の小僧が書いた創作小説は」


書いてある事が大袈裟すぎて現実味がなかった。

だが。
この人形・・・?を封印している(と思われる)ウェルキンド石の大きさを見る限り、
決してこの煽り文句がハッタリではないという事だけは解った。
マナに換算すれば一体どれほどのエネルギーが詰まっているのか。


「…ひょっとして、国が欲しがるクラスの魔導兵器なんじゃないのか」


人型なのはともかく、このサイズでマジックアイテムだっていうなら
その可能性は十分にある。それはかなりヤバイ。


「…帰ろう」


エンチャントされた剣や杖程度のレベルじゃない。
俺の手に余る。

せめて何か手土産でもと思ったが、ここに居る事自体誰かに見られるのは余り良くないだろう。
俺は諦めて引き返す事に――――


「・・・れてって・・・」


また、歌が聞こえた気がした。





57-09


「・・・まさか、な」













注釈



●ウェルキンド・ストーン

単純にウェルキンド石とも。
各地のアイレイド遺跡で見られる碧色に輝く綺麗な石。

ゲーム中ではエンチャント武器の消費魔力をチャージする効果がある。
マーティンの話では魔術師や錬金術士の間で高値で取引されているとのことだが、
店で売りに出されている事がないため魔法的な触媒としてかなり価値の高い物だと思われる。
その割に大した値段はつかないけどorz

本文では魔力を凝縮した結晶体として解釈。いわゆる魔晶石のようなモノ。

<10/06/08訂正>

エンチャント武器の消費魔力をチャージする効果→使用者のマジカを全回復する効果 の間違い。
どうしてこうなった…orz

一読者さん、ご指摘ありがとうございます。



●それはかなりヤバイ。

エキドナが戦略兵器級のアーティファクトだった場合、所持が見付かったら
軍や各組織に追われるばかりか引き渡しても口封じに殺されるかもしれないという意味で。

…oblivionではそれ程ではないものの、TES世界には神殺し級のアイテムが結構頻繁に
登場したりしていたりはするのですが。ぶっそうな世の中だ。



今回使用MOD


●DLC Spell Tomes

今回登場した本はこちらです。

これはMODではなく公式で配布されている有料拡張コンテンツ。
リンクはとりあえず公式サイトに貼ってありますが、どうもメンテナンス中
(噂によるとずーっとメンテナンス中らしいですが…)みたいですので、
現在はパッケージ版を買うのが一番入手方法として手っ取り早いと思います。
「The Elder Scrolls IV KNIGHTS of the NINE」という拡張パッケージに収録されています。
PS3版は結局拡張セットが発売されなかったので内容知らなかったんですが意地で買いました(笑)

導入後は「~Tomes」という本が追加され、読む事で魔法を覚える事が出来ます。
本を開いた時に魔法を覚えるか否かを聞いてくるのでうっかり開いても安心です。
日本語化はされていませんが、魔法の効果が簡潔に書かれているだけですので
それほど解読は難しくないと思います。

これらの本は魔術師系の敵やダンジョン最深部の宝箱などで手に入れる事が出来る様に
なります。
マジェラは準戦士系なので今の所役に立った事は無いのですが、魔術師系プレイでは
ロールプレイの幅が広がる楽しいMODなのではないかと思います。
表紙も普通の本と比べて一風変わった物が多いです。




●SickleIrons

手枷(かせ)、足枷、首枷、尻尾枷(意味あるのか?)を追加します。
デフォルト、RobertBody、FF、EyeCandy体型に対応。
ウチの女性キャラはHGECですがEC体型用でもそれほど違和感はありませんでした。

各体型用とアーマー属性のものが含まれるためかなり種類がありますが、形状としては
普通の金属製の枷と今回エキドナが身に着けているディードリック柄の物の2種類になります。

導入後はデフォルトでのスタート地点である牢獄の中のcupboardに入っています。
今更取りに行くのは困難なので今回はコンソールで入手して使用しています。

TES4EDITがあるとこういう時にサクッとアイテムのIDを調べられるので便利ですよ。
余程理由が無い限りは、MOD製作者の意図に従ってアイテムを取得するべきだとは思いますが…


●New Hentai Compilation ver Final

2度目の紹介になりますが、このMOD、入ってる服の数が多くて自分でもどこから持ってきたのか
解らなくなりそうでしたのでメモとして(笑)

今回使用しているのはEVE Aという名前の服。本当は拘束衣が欲しかったのですが、
TESNにはボンテージしかなかったのでこれで(笑)

シンプルなワンピース風の白衣が欲しかったのと、首についてるタグがいかにもな感じだったので
採用したのです・・・が。





57-10

へんたいすたいるってアンタ。

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テーマ:Oblivion - ジャンル:ゲーム

  1. 2009/08/11(火) 16:38:54|
  2. RP小説-メインクエ篇
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<【プレイ日記58】 Magic People Companion 【Miscarcand #4】 | ホーム | 【プレイ日記56】 あの頃 【Miscarcand #2】>>

コメント

ウェルキンド・ストーンについて

またもコメントさせて頂きます。

注釈で
>ゲーム中ではエンチャント武器の消費魔力をチャージする効果がある。

とありますが、実際は使用者のマジカ全回復だったと思います。
注釈にある内容はソウルジェム、アズーラの星、そして
おそらく間違ったのはヴァーラ・ストーンのことではないかと・・・
※URL参照

ちょこちょこ小言を言う小姑(バード?)のような読者ですが、
非常に楽しく読ませて頂いてます。久々にオブリ熱が上がってきました。
  1. 2010/06/08(火) 22:59:54 |
  2. URL |
  3. 一読者 #2NKnmN5w
  4. [ 編集 ]

Re: ウェルキンド・ストーンについて

>一読者さん

確かにこれはヴァーラ石と勘違いしてますねorz
本文では・・・っていうか普通にマジカの結晶体という解釈をすれば良かったのかも。
後で訂正しておきます。


>久々にオブリ熱が上がってきました。

文字ばっかりでダルい回だよなぁ・・・と少し不安になってましたが
そう言って頂けると幸いですm(_ _)m

毎回細かい所まで読んで下さってありがとうございます。
  1. 2010/06/08(火) 23:40:56 |
  2. URL |
  3. 天気輪 #-
  4. [ 編集 ]

いやぁ、面白い。
いいなぁ、こういうロールプレイ楽しそうだなあ、と思わず思ってしまう内容ですね。俺はこういう便利コンパニオン系は世界観的にあまり使ってないのですが(一回小説書くために幼馴染みのキャラとして作ったくらい。行動するときの台詞とかたまに話す雑談とか(ツンデレちょっとお姉さん風)を全て作ったら中々楽しかったが)、こういう脳内設定をしたら中々良いですねー あぁ、受験じゃなかったらバックパックに食料と巻物、軽鎧に無骨な剣一本を腰に差して度に出掛けられるのに………
  1. 2011/12/11(日) 23:22:31 |
  2. URL |
  3. 玉露 #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>玉露さん

いらっしゃいませ。
大分前に書いたお話ですが、今でもこうして新しく見に来られる方がいるのを嬉しく思います。

この頃はコンシューマ版を一人旅でプレイした記憶が新しく、一緒に冒険できる仲間がいるだけで
とても楽しかったのをよく覚えています。

PC版のオブリの面白い所はMODという存在があるという事で、人によって
世界観がガラリと変わる点がひとつとして挙げられると思います。

Vanillaの世界観と親和性の高いMODを入れる、というチョイスも出来れば、
逆に入れたいMODを如何に世界観にすり合わせるか、ねじ込ませるか、という
想像力を働かせる自由もプレイヤーやModderに与えられています。

今ではmpc以外にも日本語で遊べる変わったコンパニオンや壮大なストーリーを背負った
コンパニオンMODも沢山あるので、一から仲間の設定を作り込むのも楽しいですが、
彼らと冒険してみるのも面白いと思います。
  1. 2011/12/13(火) 00:24:50 |
  2. URL |
  3. 天気輪 #-
  4. [ 編集 ]

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Author:天気輪
天気輪(てん・きりん)

PS3版をプレイ後、
PC新調を機に2009年6月から
TES4 oblivionを開始。

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