TES4-輝輪酸紀行

PCゲーム「oblivion」のRP小説とMOD解説感想などなど。

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【プレイ日記51】謎の少女登場はフラグ 【オークのマゾーガ#1】

51-01


「あなたは伯爵であらせられますか」

ひとしきりフルコーラスを歌い終わった後、突然その場で着替え始めた彼女は
(目のやり場に困った。色んな意味で)
鋼色に輝く鎧を身に着けた後、出し抜けにこう言った。


「い、いや、違うけど」

「じゃあどっかに行け」



…。

会話終了。

さっきまであんだけハジけてたのが嘘の様に、女剣士は俺を無視して
その場で彫像の様に突っ立っていた。

…とにかく、コミュニケーションを取らなくては。


「いや、その、俺達は伯爵の遣いで来たんだ」

「伯爵が?では話をしましょう。私は騎士、オークのマゾーガと申します」



伯爵の遣いだと解った途端に、女剣士…マゾーガはカッと目を見開き、
俺達に恭しく一礼した。

なんなんだアンタ。


「えー、じゃあマゾーガ、あんたに聞きたい事があるんだが」

「最初に言っておく事がある」

「?」

「あなたは騎士との接し方を知らない様だから、私が教えてやろう。
私が何か口にした時は、『はい、マゾーガ卿』と言えばよい」



…なんか最近会話の噛み合わない奴ばかりに出会う気がするな。

いやいや落ち着け俺。まだくじける様な時間じゃない。話を合わせるんだ。


「でも、卿って…アンタ女だろ」

「私は騎士だ。『卿』を付けて呼んでくれ。さぁ、『はい、マゾーガ卿』と」

「いや、そういう事じゃなくて」

「さぁ」

「…今日はどう言った御用でしょうか、マゾーガ卿」

「よろしい、それから忘れるな」



そう言った後、マゾーガ…マゾーガ卿はようやく話を切り出した。


「街にウィーバム=ナーという名のアルゴニアンがいる。彼を探して来てくれ。
そしてすぐに会いたいと伝えてくれ」

「…何の用事なんだ?」

「連れてくれば解る。頼んだぞ







51-02

「…そのオークはキチ○イか何かですかい?」

「知り合いじゃないのか?」

「知ってたらもう逃げてます」

「そりゃ、そうだろうな」



用件を伝えるだけ伝えた後、マゾーガは俺の質問には一切答えずまた城内で無言の仁王立ちを
始めたので仕方なく俺は彼女の探しているウィーバム=ナーの家を訪れた。

彼はレヤウィンの猟師で非常に気さくな人柄の男だったが、見ず知らずのオークの女が
呼んでいるといきなり言われては流石に動揺せざるを得ない様子だった。






51-03

「本当に覚えがないのか?彼女はアンタに用があるみたいだが」

「あたしゃレヤウィンにもう長い事住んでんだ。そんな物騒な奴に恨みを買う様な事はしてませんぜ」

「…まぁ、男の方が忘れているというのは良くある事ですけどね」

「ちょ、やめてくれ嬢ちゃん」

「あんた…」

「お前までよせよ。本当に知らないんだってば」

「『ウィーバム、この子を認知して欲しいの…』」

「あんた…そんな…真面目が取り柄の猟師だと思ってたのに…」

「ご、誤解だ!解ったよ行けばいいんだろチクショウ!」

「『愛してくれなくてもいいの。でも、あなたの子供だから、私…』」

「自重しろエキドナ」
















***

















51-04

「連れてきたぞマゾーガ」

「・・・」

「・・・卿」

「あぁ、お前か。ありがとう」

「あんたがマゾーガか。一体何の用なんですかい。あんたのお陰で私は女房にいらん疑いを…」

「猟師岩を知っているか」



相変わらず、ぶっきらぼうな口調でマゾーガはいきなり話を切り出した。
言葉足らずなマゾーガにナーも面食らった様だったが、律儀に説明を始める。


「…いや、知ってますけども。レヤウィンから東に6時間ほどの場所です。
ニーベン東岸にあります」

「私をそこに連れて行け。今すぐ。急いでいるんだ」

「俺が?何の為に?」

「お前には関係ないことだ」



さすがにこれにはナーもムッとして、少し語気を荒げた。


「何だって?あんたがきちんと理由を説明できないなら、どこにも連れて行く気にはなれませんよ」

「…そうか」

「お、おう」

「地獄へ堕ちろ」



・・・。


一瞬剣でも抜くのかと思ったが、マゾーガはそう言った後、再び口を堅く閉じ、
仁王立ちのまま動かなくなった。





「…変わった姉御ですな。死ぬかと思いやした」

「変わったってレベルじゃねーだろ。俺もヒヤヒヤしたぜ」

「…思うんですがね、旅人さん」

「何だ?」

「彼女、ひょっとしたらシロディール語が不自由なんじゃないですか?」



確かに、彼女の言動は終始不可思議で言葉足らずな所が多かった。


「その割にはあんまり訛りが無い気がするけどな」

「いえ、私の故郷の言葉もシロディールの公用語とアクセントが似てるんですわ。
最初コッチに来た時は同郷の人間が呪文でも唱えてるのかと思ってびっくりした位で」

「そんな事もあるんだな…いやでも、マゾーガは騎士だって言ってたぞ。
シロディールの人間じゃないのか?」

「馬鹿言っちゃいけないぜ兄さん。シロディールにはオークの騎士なんていませんぜ。
奴らの中で高貴な地位につけたのはスキングラードの家臣くらいです。ええと、何て名前だったかな…」



じゃあ異国の騎士なんだろうか。
それにしたって宮仕えの身でそんなに遠出するものだろうか。





チャラーン♪


「何だこの音?」

「ダイアログメッセージです。クエストが更新されたみたいですね。いつもの事じゃないですか」

「わざわざ自己主張するのは第2回以来じゃないか。なんだ一体」







51-05

「これからどうなるのか…いやどうなるのかって何だよ。マゾーガがどうするのかじゃないのか?」

「マゾーガどうなるのかという事でしょうか」

「『と』ってなんだよッ!?いやどうにもならないから!」







51-06

「祝福すんなっ!」















注釈



●オーク

・山岳地帯Dragontail Mountains出身。
・嫌われ者、口が悪い。そして顔も・・・。
・人間やエルフの侵攻で数千年にわたり幾度となく祖国を失った非業の種族。
・本国では主に守護神Daedra Lord Malacathを崇拝しているが、外地のOrcは伝説的英雄Trinimacを
 崇拝しMalacathを悪魔とみなすことも多い。
・頭が悪そうなので魔法が不得意なように思えるが意志力が強いのでそこまで苦手というわけでは
 ないらしい。シャーマン等のイメージが合う。

Oblivion Wiki JPより抜粋)

シロディールでの立場は低い様で、文中ウィーバム=ナーが触れている通り、
オークが要職についている事は滅多に無い。
ゲーム中では特別明言はされてないが、人種のるつぼであるシロディールの種族差別事情を
垣間見る事が出来る。

種族的な傾向としては野蛮で好戦的な性格だが、仲良くなってみると
意外といい奴も多かったりする。


●マゾーガの話し方

意外にも美人声である。
が、イマイチ会話が噛み合わなかったり言う事が唐突だったりする彼女。

シロディール語をまだ上手く話せない、というのが一番説得力があるかなと思ったんですが
どうなんでしょ。流石に母国語とアクセントが似てるというのは苦しい言い訳だと思うんですが
許して下さい(笑)


●画像サイズについて

横幅最大600pxで統一してたのですが、今回は500pxに落としてあります。
PCを買い換えた時にかなり横長のモニターを購入したのですが、他の環境だと
画像で幅を取ってサイドメニューの文字が意図通り表示されてなかったり
ブラウザを横に動かさないとブログの端が見えないんじゃないかと思い、とりあえずの調整。
こればかりは他所様の環境じゃないと解らないので、よろしければ
何かご助言いただけると嬉しく思います。




前回使用したMODをひとつ書き忘れていたので追記。


●TM_HGEC Ball Gown - LF Recolor Set ver1.1

前回マゾーガが着ていたドレスがこちら。
背中が大きく割れたセクシーなドレスが追加されます。
導入後は各地の都市で販売されます。

元ネタと同じ衣装でも良かったんですが、刺激が強すぎると思ったので(笑)
なるびりおん様で紹介されていたのを見て採用させて頂きました。
いつも素敵なMOD紹介ありがとうございますm(_ _)m

51-07

ネタだけで使うのは不憫なのでエキドナにも着てもらいました。
うーん、赤が似合わない;

背の高い種族でセクシーなキャラだと映えるかもしれません。

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テーマ:Oblivion - ジャンル:ゲーム

  1. 2009/08/03(月) 14:28:08|
  2. RP小説-メインクエ篇
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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天気輪(てん・きりん)

PS3版をプレイ後、
PC新調を機に2009年6月から
TES4 oblivionを開始。

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