TES4-輝輪酸紀行

PCゲーム「oblivion」のRP小説とMOD解説感想などなど。

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【プレイ日記47】 ただ、友と茨の道を行く 【我侭な騎士 #5】

47-01


「あれがシジルストーンか」

「あぁ、とっとと回収して終わらせちまおう」

「そうですね」

「待て、先にファルウィルを起こしに行かないと」

「…あぁ、そうか、そうだったな」

「チッ」

「チッて!今この女チッって言ったぞ!?」

「気のせいだ。別に置いてこうなんて言ってないだろ?」

「そんなこと聞いてないしッ!?」





47-02

「せやああああ!くらえドレモラ!新必殺音速火炎斬!」

「さあ来いファルウィルゥゥ!オレは実は一回刺されただけで死ぬぞオオ!」


(ザン)

「グアアアア!こ このザ・フジミと呼ばれる四天王のドレモア・クールルが…
こんな小僧に…バ…バカなアアアア」


(ドドドドド)

「グアアアア」

「クールルがやられたようだな…」

「ククク…奴は四天王の中でも最弱…」

「人間ごときに負けるとはドレモアの面汚しよ…」

「くらえええ!」


(ズサ)

「「「グアアアアアアア」 」」」

「フラー!…ついに四天王を倒したぞ…これでシジルストーンのある最上階への扉が開かれる!!」

「よく来たなイバラの騎士団長ファルウィル…待っていたぞ…」


(ギイイイイイイ)

「こ…ここが最上階だったのか…!感じる…デイドラの王の魔力を…」

「ファルウィルよ…戦う前に一つ言っておくことがある
お前はオブリビオンゲートを閉じるのに『シジルストーン』が必要だと思っているようだが…
別になくても閉じれる」

「な 何だって!?」

「そしてブレマンは若い割に老けてるので最寄りの町へ解放しておいた。
あとは私を倒すだけだなクックック…」



(ゴゴゴゴ)

「フ…敵ながら見上げた奴だ…私も一つ言っておくことがある。
この私に生き別れた妹がいるような気がしていたが別にそんなことはなかったのだった!」

「そうか」

「フラぁああああいくぞぉフラァアアアアア!」

「さあ来いファルウィル!」


ファルウィルの勇気がシロディールを救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!














***















47-04


「・・・なんて夢でも今頃見てるんでしょうね」

「…お前ら、ウチの団長をバカにしてるだろう?」

「いや、バカにしてるのはこいつだブレマン。俺はただバカだと思ってるだけで」

「同じだ、同じッ!」



あれ、何かデジャブを感じるな。
青筋を立ててキレるブレマンの姿に、一瞬ブルーマの黄色い男が
「貴公ーーーっ!」と怒鳴りながら駆けつけてくる時の顔が脳裏に浮かんだ。


「…まぁ、いい。今回は助けられた手前何も言えんよ。
いや、改めて礼を言わせてもらおう。君は私とファルウィルの命の恩人だ、旅人
いや―――」






47-05

「ブレイドとお呼びした方がいいかな?」

「気にしないでくれ。今日はもう堅苦しいのは終わりだ」















***
















47-06

「お待ちしておりました、クヴァッチの英雄」

ゲートから帰ってきた後、俺達を待っていたのはすっかり畏まってしまったグレゴリだった。

クヴァッチの英雄の噂は想像以上に神格化されていたらしい。
俺の希望通り…いやそれ以上に迅速な対応で伯爵へ謁見する事が出来たが、
うっかりブレイドの鎧を着て謁見に臨んだのが更に事態を悪化させた。
そういえばブレイドってエリート部隊だったんだよな…

くだんのクヴァッチの英雄が帝国特殊部隊の隊員であることに驚いた伯爵は
すっかり萎縮してしまい、バカ息子の不手際を平謝りに謝られてしまった。









47-07

「家宝の剣でも杖でも差し上げますッ!どうか息子の命だけはッ!」

「…援軍だけでいいから頭を上げてくれ」



結局家宝のいばらの剣とやらを押し付けられたが、その内ハラキリでもするんじゃないかという
伯爵の土下座っぷりに引いて、彼のサムライっぷり
(昔アカヴィリの文献で読んだ。確かあれはチョンマゲとかいう髪型だ)がエスカレートしない内に
ブルーマへの援軍の件を手早く伝え、逃げ出す様に城を後にした。














***















47-08

「…ファルウィルはどうしようもなく世間知らずで無鉄砲だが、あれで伯爵にも愛されてるのさ」

「親馬鹿だな」

「ファルウィルの父…つまりシュイディンハル領主アンデル・インダリス伯爵はダークエルフ、
シロディールの外からここに渡ってきた移殖民だ」

「そうなのか」



あぁ、と応えるブレマンにエキドナが相槌を打った。


「確か、インダリス伯は一代でシュイディンハルを築き上げたとか」

「その通りだ。異国で迫害され流れてきた移殖民が、何故一代でこれほどの街を築き上げ
領主になれたのか。
その事に疑問を投げかける者はシロディールでも少なくない。
だが、少なくともファルウィルはそれを誇りに思っている」



どこか兄の様な優しい目で、ブレマンはファルウィルの寝顔を見つめながら語り続ける。


「ナインを信奉する帝国領内で、デイドラの神を信仰している事が多い移民たちの地位は
決して高くない…が、伯爵はそんな者達でも人並みに暮らしていける街をシロディールで最初に作った。
幼い頃からそれを見て育ってきたファルウィルは、彼なりに父の意志を引き継ごうと
頑張ってるのさ。…空回りも多いけどな」

「…珍しいな。アンタは純血のインペリアルに見えるが」

「インペリアル至上主義者なんて一部の老人たちだけだ、勘弁してくれ。
…シロディールも移民が増えた。帝国がタムリエルの中心と号するなら、
彼らを受け入れる柔軟さもこれからは必要だ。
俺はファルウィルの様な若者たちがダークエルフもインペリアルも無い世界を作ってくれると
信じている」

「…解らねぇな。どうしてその若ボンにそこまで期待できるんだ?」

「期待じゃない、希望さ。…解ってもらおうとは思ってない。
…ただ、俺の場合は剣を捧げる相手が聡明な英雄ではなく、
愚かな親友だった。それだけの事さ。」



が、その口振りの割に、やはりブレマンはあまり嫌そうではなかった。


「ただ、彼は俺にとって愛すべき親友だ。他人がどう言おうとな」






47-09

ブレマンとファルウィル。
この二人の過去にどういう経緯があったかは解らない。

ただ――何となく、その気持ちはわかる気がした。


「…それがあんたの騎士道か」

「そんな大仰なものじゃない…ただの腐れ縁さ」

「茨の騎士とはよく言ったモンだな」

「上手い事をいったつもりか」



ブレマンはやはりどこかの黄色いガードの様に神経質に怒ったが、
だが、と一言付け足して


「アレだ、茨の道も友と行けばまた楽し、とな。気苦労は耐えんが」




47-10


と、何とも言えない笑顔を浮かべた。














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Author:天気輪
天気輪(てん・きりん)

PS3版をプレイ後、
PC新調を機に2009年6月から
TES4 oblivionを開始。

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