TES4-輝輪酸紀行

PCゲーム「oblivion」のRP小説とMOD解説感想などなど。

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【プレイ日記39】ふたつの剣【聳え立つ谷#2】

39-01



「さて、行くか」

「目的地の『竜の爪』はブルーマより更に北になります。十分防寒してくださいよ」

「解ってるさ」

「…エキドナ殿?そんな薄着で大丈夫ですか?」

「えぇ、今日は日も高いし暑くなりそうですから」

「だから、ここから先は寒くなると…」

「大丈夫です」

「?」






















39-02

「マジェラは人を待ちませんから」

「ちょ…貴公ーーーーーーーッ!




「フゥ…ハァ…エキドナ殿はいつもこんな旅路を?」

「馬の使用許可を禁止されてますから…」

「エリア外じゃ走った方が速いからナァ」

「何の話をしとるんですかッ!そもそも婦女子を歩かせて自分は馬とは何を考えてるんだ貴公はッ」

「エキドナはまだ息が上がってないぞ?自分がしんどいからって情けない事言うなよバード」

「そりゃ鎖鎧着て全力疾走すれば息切れ起こしますッ…ガハゴホッ」

「呼吸が整ってないのに怒鳴るから…エキドナ、ポーション」

「はい。ちょっと色んな物が見えるかもしれないですが我慢して下さいねー」

「何の薬ですか、何のッ!」







39-03

「さて、ここか」

ほどなくして、俺達は竜爪岩に辿り着いた。

先達がこの探索で見付けたペイル・パスへ行く為の目印らしいが、
伯爵婦人の依頼で挑戦した冒険者達はことごとくここから先に進めずに失敗に終わったらしい。


「けど、何もないなここ」

「何かの目印ではないですかな。ほら、伯爵婦人から貰った地図があったでしょ」

「なるほど」






39-04







39-05

「…わかりやすい地図ですな」

「随分簡略化されてますね」

「竜爪岩の場所は俺の地図に書き込んでくれたのに、これだけ別紙で渡された意味が
何となく解ったぜ…」




とはいえ、確かに大雑把ではあったものの、謎を解くのはさほど難しくなかった。






39-06

「地図にある像はこれか?辺境にしちゃ随分立派な像だな」

「第三代皇帝、レーマン=シロディール帝の像ですな。
シロディールに侵略者が入ってこない様に国境の方向を見張ってるのですよ」

「アカヴィリの侵略戦争の記念碑か…」

「ブルーマが平和である様にという祈りを込めた願掛けでもあります。
…もっとも、今はシロディールの外よりも内側で発生しているオブリビオンゲートを
見張って欲しい所ですが」



そういうバードの声は、どこか寂しそうだ。


「…なぁバード。アンタ今回は一体何を企んでるんだ?
前回も『ブレイドに貸しを作っておきたい』とか良く解らない事を言ってたが…」

「…伯爵婦人はあまりブレイドを信用してなさらないのです」



バードは一寸話すのをためらったが、ややあって口を開いた。


「お妃様は伯爵亡き後女性の身でありながらブルーマを支えてきました。
組み易しとあの方に取り入ろうとする野心を持った貴族達もいましたが、ブルーマの伝統と
栄誉を守る為にお妃様は全て退けて参りました。
そもそも、アカヴィリ軍の侵攻の例もある様に、シロディールの国境に近いブルーマは外敵の侵略に
縁深き地。
…だからあの方はブルーマでの事に外部から干渉されるのを極端に嫌うのです」

「だからブレイドと調査の連携が噛み合ってなかったのか」

「ブルーマは帝国が密かにクラウドルーラーにブレイドの拠点を置いた事に目をつぶる代わりに
ある程度の自治権を許されてます。ゲートの脅威を理由にブレイドが領内で活発に動いている
現状を恐らく伯爵婦人は良く思ってない筈…ですが、それでは駄目なのです」



そういってバードは拳を硬く握り締める。


「…つい最近、貴公と共にオブリビオンを突破した事がありましたな」

「あぁ」






39-07

今月に入る直前の事だった。
俺達は共に新しく開いたオブリビオンゲートへ突入した。
あれだけ市街付近にゲートが発生した事は初めてで、市内は軽くパニックに陥ったが、
たまたまブルーマに逗留していた俺はゲート付近でデイドラと格闘していたバードら衛兵団を
手引きしてオブリビオン界に突入し、シジルストーンを奪取してゲートを閉じた。






39-08

「スパイの件の時は保険程度に考えていましたが、あの戦いで私は自分の考えに確信を持ちました」

「うん?」

「我々もゲートを閉じる方法を知る事が出来た…が、ブルーマを守る為にはそれだけでは
足りんのです。あのおぞましい魔物たちの力、ゲート内の異様、そしてクヴァッチに現れた
グレートゲートを再び開こうとしているミシックドーンの暗躍…借りれる手なら猫の手でも
借りたい状況です。あ、いや、ブレイドが猫と言いたい訳ではなく」

「気にすんな、続けてくれ」

「とにかく…ブルーマの衛兵隊長としては火急に備えていつでもブレイドと連携を取れる様
太いパイプを繋ぎたい。その為にも伯爵婦人のブレイドに対する心象を良くする必要があるのです」



なるほど、だからブレイド関係者の中でもブルーマにいる時間が長い俺に
いつも厳しかった訳か。


「貴公のは単に常識の範囲を越えてますがな」

「まだ何も言ってないんだが…」

「顔に書いてありましたので」



小姑か、お前は。


「ともかく…貴公も、もっとそれらしく振舞える様協力してもらえるだろうか。
我々の利害は一致してる筈です」

「…婦人に『ブレイドともっと仲良くしろ』ってけしかけられんのか?」

「貴公が皇帝陛下の剣である様に、私は伯爵婦人の剣だ。
剣を振るのが主なら、私は本来こんなこまっしゃくれた事を考えてはならんのだ」

「…騎士って奴は大変だなぁ」

「貴公が言うな…だからもっと自覚をだな」

「解った解った、もう少し考えて行動するさ」




そうこう話している内に、地図にあった目的の洞窟が見えてきた。





39-09













注釈




●マジェラは人を待ちませんから

最近、MPCの使い方を覚えてきたので、コンパニオンが一定以上の距離を離れると
プレイヤーの傍に自動的にワープする様設定を変えたので馬無しの方がより早くなりました。

一方、旧verのCompanion Share Recruitで制御されてるバードの方はそんな便利な機能はなく、
ドスドスと必死に後を追いかけていました。乙。


●…わかりやすい地図ですな

正直、面倒なクエストのひとつ。











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  1. 2009/07/15(水) 18:45:45|
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Author:天気輪
天気輪(てん・きりん)

PS3版をプレイ後、
PC新調を機に2009年6月から
TES4 oblivionを開始。

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