TES4-輝輪酸紀行

PCゲーム「oblivion」のRP小説とMOD解説感想などなど。

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【プレイ日記26】Dagon Shrine (Dagonの神殿) #1【oblivion】

25-01

「…解ったわ!各段落の最初の行がメッセージになってる!」


数日後、遂にター=ミーナの解析が終わり、状況は進行した。


「えっと…塔が正午の太陽に触れる緑の皇帝道。なるほど、そんな仕掛けがあったのね!」

「???…いや、俺にはまださっぱりなんだが」

「『緑の皇帝道』っていうのは帝都宮殿の周りの庭のことよ。
庭っていっても、王族や貴族たちのお墓でもあるのだけど」

「で、塔ってのは?」

「王族は遺品が多いから、普通の墓石とちょっと違って大きいの。多分それの事じゃないかしら」

「そこに正午に行けば何かある…?」

「恐らくね」











26-01

「…なるほど、こりゃ確かに大きいな」

「お墓というよりお社ですね」


確かに、墓石というよりは、神体を祀る小さな社のようだった。

王族が、死後不自由しない様に様々な金品や品物を遺体と一緒に墓に納めるという話は
割とあちこちの国で聞く話だが、これもそのクチだろうか。

「それにしても何が起こるってんだ?」

時間を指定して来るという事は連絡員との接触場所なのだろうか。
そろそろ正午になるが、特にそれらしい姿も見受けられない。

と。

「マジェラ、墓石が!」





26-02

「…こいつは大胆だな」

まさか帝国王族に連なる人間の墓標が道標だとは。

「魔法で浮かびあがる仕組みの様です…この墓標が建てられたのと殆ど同じ時期に刻まれてますね」

「…つまり、王族にも連中の仲間がいたって事か?」


ミシックドーンはそんな所にまで浸透していたのか。
皇帝と王家の暗殺事件も、ひょっとしたら内部で手引きしていた連中がいたのかもしれない。






26-03

「…それで、これはどういう意味だ?」

「沈む太陽は地下道の彼らの隠れ家や書物でよく見られたのでミシックドーンの
シンボルマークで間違いないと思います。
下の絵はシロディールの地図です。恐らくこの十字の場所が…」

「奴らの本拠か?少し遠いな…一度ジョフリーに報告するか」






***






26-04

「おう、よく来たルーキー!」

クラウドルーラー神殿に着くと、ブレイドの鎧に身を固めたボーラスが出迎えてくれた。

「鎧もそれなりに似合うんだな、ボーラス」

「お前の母ちゃんがドレスを着るよりはな!それで、ブレイドには入る気になったのか?」

「考え中さ」

「ハハハ!相変わらずわからん奴だ。おっと、それじゃまたな」



ジョフリーがこちらへ歩いてくるのに気付いたボーラスは、気をきかせたのか持ち場へ戻って行った。





26-05

「役目、ご苦労だった。ボーラスも無事で何よりだ」

「何であのおっさんあんなに機嫌がいいんだ?」

「あれが彼の地だよ。先帝を死なせてしまった事で自分を責めておった様だが、
新たな使命を得て活き活きしておる」

「使命?」

「奴ときたら昼夜を問わずマーティン殿下を警護しておる。それが先帝に対する彼の償い
なのだろう。もっとも、彼が戻ってきてくれて我々も心強いがな」

「…なるほど、確かに生真面目だな」


マーティンが仕えるに値するか見極める意味もあるのだろう。
あの調子なら上々といったところか。

「それで、首尾の方は?」

「奴らの根城と思われる場所が特定できた」


俺は地図を広げ、墓石に記された位置を指差した。

「恐らく、ここが奴らの言う『聖域』…」

「なるほど、遂に奴らの本拠地を見つけたのだな」

「いや、彼らの本拠はもっと別の次元にある」






26-06

「マーティン」

「久しぶりだな友よ。私もあれから皆の役に立てないかと思ってデイドラの文献を調べていてね」

「殊勝だな、王様」

「田舎の修道士ふぜいがタダのお飾りのまま、玉座に上がろうとは思わんさ」



マーティンはシニカルな笑みを浮かべた後、何枚かの写し書きを俺達に見せた。


「『聖域』はあくまで新たな信者を迎える場、この世界における拠点のひとつに過ぎない。
彼らの本拠地は『楽園』にある」

「楽園?」

「こことは別の次元にある、教祖マンカー=キャモランが作り出した異世界だ」

「オブリビオン界みたいなものか?」

「厳密には違うが、イメージとしては合っているな。それで、そこへ辿り着く為の方法が――」


マーティンは俺の例えが何か面白かったのか少し笑って、別のメモを取り出した。

「…『ミステリウム・ザルクセスの書』?」

「彼らの所有するディードリック文献の中でも、かなり重要な品の様だ。
この書は『楽園』そのものでもあり、門であり鍵となる。
もしキャモランが『楽園』と現界を行き来しているとすれば、『楽園』を維持する為に1冊あるとして、
現界から『楽園』へ戻るゲートを繋ぐためのもう1冊がある筈だ」

「なるほど、ならばそのザルクセスの書は、『聖域』にある可能性が高いという訳ですな」

「あぁ」

「では、聖域に潜入してその書を奪ってくる必要があるわけじゃ」



「…」
「…」
「…?」


ふと気付くと、じじいとおっさんがこっちをガン見していた。


「…まさか1人で潜入してこいってんじゃないだろうな」

「すまん、だがブレイドにはまともな人材が(ry」

「ホントに帝国最強のエージェントなのかお前ら」

「私からも頼む、友よ」


マーティンは真摯に頭を下げた。

「奴らに辿り着く為にはザルクセスの書が必要だ。外部の者である君にこれ以上
頼るのは申し訳ないと思っているが、ジョフリー老も決戦に備えて連日ブレイド達を
鍛え直しているんだ。彼の気持ちも察してくれないだろうか」

「…あぁ、ブレイドってただのひきこもり集団じゃなかったんだな」

「抜かないから宝刀というのだ、ばか者ぉっ!
…とは言え殿下のおっしゃる通りだ。ブレイドは精鋭だが少数だ。
クヴァッチでの戦いを聞く限り、今のブレイドではデイドラとの戦いにまともに対抗できるとは
思えん。…将来的には君が持ち帰った情報を基に、ブレイドを対デイドラの参謀として
諸国に派遣するつもりだ。それまで、どうか頼まれてくれないか」



そう言ってジョフリーまで頭を下げた。
うう、気まずい。
偉い人に頭を下げられるという状況はどうしても慣れない。


「…仕方ねぇな」














注釈



●墓石のしかけ

こんな派手な墓誰か気付けよ。


●ブレイドってただのひきこもり集団じゃ

ボーラスとジョフリー以外寺院の外から出た事ないんじゃないかという。
毎朝庭で訓練してるけど少しは戦えよお前ら。

長い事平和が続いてたんで実戦経験は薄いけど、平時でも諜報活動はしてる筈なので
騎士というよりニンジャの様な集団なんじゃないかと一応は解釈してるんですが。
この頃は各地でのゲートの観測や主亡き後を守っている帝都元老院とのやりとりで
忙しかったのではないかという好意的解釈。







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テーマ:Oblivion - ジャンル:ゲーム

  1. 2009/07/08(水) 18:30:38|
  2. RP小説-メインクエ篇
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天気輪(てん・きりん)

PS3版をプレイ後、
PC新調を機に2009年6月から
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