TES4-輝輪酸紀行

PCゲーム「oblivion」のRP小説とMOD解説感想などなど。

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【oblivion】The Path of Dawn (夜明けの行方)#3【プレイ日記23】

「さぁ、行くぞ」

「あぁ」

「何があるかわからん。得物は持ってきてるか?」

「最低限の装備は持ってきた。さっきから腰周りがスースーして気分悪かったぜ…」

「フフ、メガネ姿も中々似合ってたぞ」

「茶化すなよ。準備できたか?エキドナ」











23-01


「はーい♪」

「「ちょっと待てコラァ!」」















***



「前回は世界観と合ってないと言われたので頑張ってみたのですが」

「空気読め、空気を」

「まったく、愉快な連中だなお前らは…」


言い合う俺達を背中に、ボーラスはいかつい肩でくくく、と笑った。





23-02

「…なぁ、ボーラス」

「なんだ?」

「さっき言ってた、『掴めない奴だな』って、どういう意味だ?」

「あぁ…」



ボーラスは振り返らずに背中で応える。


「俺はクヴァッチの英雄って奴はもっとエラそうな奴かと思ってた」

「あん?」

「ところがお前ときたら、英雄と呼ばれるのは嫌がり、マスターのブレイドへの招待も断り、
随分と欲の無い奴じゃないか」

「…俺はタダの通りすがりだからな」

「騎士には興味ないのか?」

「あったさ。でもな…マティウスを見てたらな」

「誰だって?」

「クヴァッチのサヴリアン・マティウス騎士団長」

「あぁ…騎士の鑑のような御仁だそうだな」

「彼はクヴァッチが滅びても最後まで伯爵の存命を信じて戦っていた」

「・・・」

「俺には故郷が無いんだ、ボーラス。だから解らない。マティウスのあの時の使命感。
共感は出来たが自分の身に置き換えて考える事が出来ないんだ。
だから俺は――」

「何に剣を捧げるか、だな」



と、俺の話を遮ってボーラスが口を開いた。


「肌を見れば解ると思うが、俺はレッドガード、砂漠出身の民だ。お前の種族の事は知らんが…
俺達の一族は故郷を滅ぼされてシロディールへ渡ってきた。
レッドガードは誇り高く、戦士の天賦を持って生まれるお陰で露骨に嫌われる事はなかったが、
当時の帝国軍はインペリアル至上主義で入るのがやっとだった。

…入った後もまぁ…なんだ、色々あったさ」



少し悲しそうな目で、ボーラスはチラリと俺を見て、また歩き始めた。

「だが…皇帝陛下は…ユリエル陛下は純粋に剣と忠義心だけで俺をブレイドとして取り立ててくれた。
傲慢な将軍の下で腐らせておくには惜しい男だと、俺を認めてくださった。

…レッドガードは感謝を忘れない。陛下亡き今も、俺がブレイドにいる理由はそれだけだ」

「…」

「俺は先帝に剣を捧げた。お前が何に剣を捧げるかはお前次第だろう。
悩んでいる様なら、ブレイドが、お前の主が本当に剣を捧げるに合うに足るか見極めればいい」

「…誰かに戦う力を捧げるのが、騎士か?」

「俺にとってはな。最早俺の主は居なくなってしまったが…」



視界の端で、ボーラスが拳を硬く握り締めていた。
その表情は察する事が出来ない。

俺がかける言葉を探しあぐねていると、ボーラスは立ち止まった。




23-03

「さぁ、ここだな。この扉の向こうにテーブルとドアがある。以前から誰が置いたのか気になってたのさ」

「どうするんだ?」

「俺が入信者のフリをして奴らと接触する。お前は上の階段から回り込んで奴らの様子を見ててくれ」

「解った。エキドナ、火を消せ」

「はい」



エキドナが松明の火を消している間に、俺は背中から弓を取り出した。


「用意がいいな」

「腕前は保障しないぜ?あまり使わないんだ」

「期待してるさ」


俺達が準備を終えたのを確認して、ボーラスは扉を開けようとしたが、ふと立ち止まってこちらを見た。


「なぁ、ルーキー」

「まだブレイドに入ってないぜ」

「男が誰かに何かを命を賭して捧げたいと思ったなら、お前はもう騎士だ。俺はそう思ってる。
剣でも魔法でも何でもいい。だがそれはお前にしか決めれない事だ。
…俺の剣はユリエル帝の為にだけある。お前もそうするかは、お前が決めろ」

「…どうしたんだ?」

「お前は必ず生き残って、本を手に入れ、王者のアミュレットを手に入れるんだ。いいな」




そう言い残して、ボーラスは扉の奥へ消えていった。


「…ボーラス?」














注釈



●はーい♪

前々回と同じくNew Hentai Compilation ver FINALからの装備です。
適度にゴスっとしたのを見つけましたが遅かった。
ホントはもっとこう…ゴスっとしたかったんですが。イメージ通りの服を見つけるのは難しい。

詳細はプレイ日記21をどうぞ。


●レッドガード

・砂漠地帯Yokuda出身。戦争や災害で滅びHammerfellにやってきた。
・現地の言葉ではRa Gada、通称は「戦士の波(Warrior Wave)」
(Oblivion WikiJPより)


●ボーラスという男

正直本編ではモブの1人という印象しか否めないんですが(笑)
ジジイ以外はイマイチ出番の少ないブレイド要因のキャラを立てようかと試みています。

この回はほとんどオリジナル展開が続きそうなので同人要素が嫌いな方は回避を。





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テーマ:Oblivion - ジャンル:ゲーム

  1. 2009/07/06(月) 16:28:24|
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Author:天気輪
天気輪(てん・きりん)

PS3版をプレイ後、
PC新調を機に2009年6月から
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