TES4-輝輪酸紀行

PCゲーム「oblivion」のRP小説とMOD解説感想などなど。

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【oblivion】The Battle for Castle Kvatch 1【プレイ日記15】


15-01

「ゲートを閉じたのか!今こそ反撃の好機だ!」

バリケートへ戻るとマティウスが笑顔で出迎えてくれた。
ゲート内で助けたヴォニウスも無事戻ってこれた様だ。

「…メニエンは戻ってきていないのか?」

「奴に会ったのか?」

「捕えられていた。彼は俺にゲートを閉じる為の方法を導いてくれたんだ」

「ここには戻ってきていない。残念だが…」



マティウスの答えに一同は沈んだ。が、ヴォニウスは呆れた表情で鼻を鳴らして笑った。

「私に構わず先に行け、か。ハ、昔からそういう奴だったよ。居なくなってせいせいしたさ」

「ちょっと…何言ってんだアンタ」






「昔から気に入らなかった。野外訓練で光るあの頭が嫌いだ。よっぱらうと騎士論を長々と
話しだすのも嫌いだった」

「おい・・・」

「候補生の頃なんかは酷かった。皆に隠れて裏で落ち込んでみりゃ、どうやって嗅ぎ付けてくんのか
必ず迎えに来やがった」

「俺もだ」


ヴォニウスの言葉に兵の1人が顔を上げた。

「夜中に剣を振ってたら踏み込みが甘いだの呼んでもないのに指導しに来やがった」

「俺は迷子になってた息子を勝手に保護されちまった覚えがある。親父が助けなきゃカッコつかねえっての」

「じ、自分はリア・○ィゾンの写真集の所持がバレましたが共有の秘密だと無理矢理約束させられました!」

「ホント、お節介な親父だった」

「まったくだ。デイドラ様のお陰で恥ずかしい秘密を知ってた奴が1人死んだ。ざまぁみろだ」

「あぁ、まったく、ざまぁみろだ」

「・・・」



クヴァッチ兵たちは口々にメニエンを罵り合っていたが、笑っている者は1人もいなかった。


「彼は死ぬまでクヴァッチの騎士だった」


それまで目を閉じて部下たちの愚痴を聞いていたマティウスが、俺に向き直って言った。


「そういう風にしか生きれない男だったのだ。君が気に病む事は何も無い、マジェラ」

「・・・」

「だが、もし君にその気があれば…我々と共に来てくれないか?
君は私の部下たちよりも実戦経験が豊富な様だ。デイドラ共との戦いも含めてな。
我々は一刻も早く市内の敵を駆逐し、伯爵をお救いせねばならない。
…力を貸してもらえないだろうか?」



それは―――ちょっとズルいんじゃないかマティウス?


「…仕方ねぇな」


他に答え様がない。


「メニエンへの借りを返そう。俺達にもやらせてくれ」

かたじけない、とマティウスは俺に礼を言った後、兵達に向けて叫んだ。


「総員、傾注!」


ガシャ、と鎖帷子(くさりかたびら)を鳴らしながら衛兵たちは姿勢を正した。

「英雄マジェラの活躍により我々は遂にゲートを閉じる事に成功した!
これよりクヴァッチ市内に突入、残存するデイドラ共を一匹残らず駆逐する。
帰る場所を失った化物共に哀れむ必要は無い、もはや帰らぬ同胞たちの
無念を思う存分に晴らしてやれ!」



シャッと腰に刺した銀色のロングソードの鞘を払い、眼前に構える。
マティウスに従って、衛兵達も次々と剣を抜いた。



「クヴァッチの為に!」

「「「クヴァッチの為に!!」」」







15-02

俺達は堀の向こう、クヴァッチ市内へ向けて走り出した。


















































注釈



イレンド・ヴォニウス
 原作ではこんなにひねくれた性格はしてません(笑)
 礼儀正しい男なんですが、Vanillaでは比較的男前の部類なのに妙に影が薄いので
 脚色してみたらこうなった。


リア・○ィゾンの写真集
 これは別にタダのネタではなく、実際にオブリビオンのMODとして実在する。 

 筆者はまだ見たことがありませんが、興味のある人は探してみよう。

 ちなみに、MODとか別にいれなくても「好色アルゴニアンメイド」という名前の
 官能小説が実在する。

 中身はところどころページが破れているため大した内容ではないが、何でよりによって
 アルゴニアン(トカゲ人間)なんだ。しかもメイド。
 ベゼスタ恐るべし。
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テーマ:Oblivion - ジャンル:ゲーム

  1. 2009/06/29(月) 11:41:54|
  2. RP小説-メインクエ篇
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天気輪(てん・きりん)

PS3版をプレイ後、
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