TES4-輝輪酸紀行

PCゲーム「oblivion」のRP小説とMOD解説感想などなど。

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【プレイ日記108】 破壊神の降臨 【Light the Dragonfires #8】

108-01


「On Your Honor!」

名誉の為に―――そう叫んで帝都兵たちはマーティンの鼓舞に己を奮い立たせ、デイドラ達と
激しくぶつかりあった。


その中へ俺達も思い思いに武器を構えて飛び込んでいった。


「バラバラに戦っては危険じゃ!一丸になって進むぞ!」

「分かった。爺さんは後ろを頼む!」

「承知。前は任せたぞ!」

「エキドナは俺のケツを持て。もやしはマーティンから離れんな!」

「もやしって言うな!」






「どけどけぇーーーーーーーーーーーっ!!」





108-02

右へ、左へ―――。
次々と襲い掛かってくるデイドラたちを斬り倒す。

中にはドレモラの貴族種も混ざっていた様だったが―――カステット程ではない!
(むしろあんな奴がゴロゴロいたら怖い)

「ガァーッ!」

「ガーじゃねぇっ!」





108-03

馬鹿正直に大上段に剣を構えて突っかかってきたドレモラのガラ空きになった腹を
俺は思いっきり蹴っ飛ばした。
意表を突かれたドレモラは派手に吹き飛び、空高く宙を舞った。


『なんだこの人間は・・・!』

『我々を圧倒するだと・・・』





108-04

俺を囲っていたドレモラたちが動揺しながらもおっかなびっくりにじりじりと近付いてくる。

「・・・こんな話は知らないか?たった2人でゲートを潰して回っている人間達がいるってさ」


これだけ感情を露にしているドレモラ達を見るのも珍しい――俺はダメ押しに奴らにニヤリと笑ってみせた。





108-05

「ブレイド騎士団、マジェラ=ライオット!
俺の名はオブリビオンには届いてないか!」





「やれやれ、派手好きな奴じゃのう」


マジェラの大立ち振る舞いを見ながら、ジョフリーは苦笑した。


「貴方も昔はそうだったと記憶してますが」

「いらん事ばかり覚えておるのう、オカトー」

「だから貴方は伝説になったのだ、グランド・マスター」

「伝説?・・・あのままウェイノンで余生を過ごせれば、そうなる筈だったんじゃがの!」







108-06

言いつつ、ジョフリーは老人とは思えない身のこなしで跳躍した。


「せえええいっ!」


跳躍から一転、大上段から振り下ろした大太刀がドレモラを一刀両断する。


「まだまだッ!」





108-07

ジョフリーの勢いは止まらない。
返す刀で地を蹴り、立て続けに3体のドレモラを斬り裂いた。


「どこの所属だあの爺い!あんな奴いたか!?」

「馬鹿、あれはブレイドのジョフリー卿だ!引退していたと聞いていたが」

「いや、ブルーマ防衛戦にも参加していたと聞く。しかしまさかこれ程とは・・・」

「じゃあ、あれが『剣聖』―――」





108-08

「ジョフリー・ザ・グランドマスター、か。懐かしい響きじゃの。
流石にちと歳にはこたえるがな」



ジョフリーは肩で荒い息を吐きながら、しかし不敵に笑って見せた。





「ブレイドに続け!奴らをゲートの向こうへ押し返せ!」

俺とジョフリーの暴れっぷりを見て、帝都兵たちが活気づいた。

数ではまだデイドラ達の方が勝っているものの、闘志を得た帝都兵たちが次第に押し始めていた。


「ハッハッハ!これが人間だぜ!」




108-09

その光景の爽快さに、俺は思わず笑ってしまった。
最初はただオブリビオンゲートの出現に怯えていた人々が、今は恐怖の対象だった
ドレモラにさえ勇んで飛びかかっている。


「人は誰もが勇者になれる」


側にきていたマーティンがそんな事を言った。


「それを教えてくれたのは君たちだ、友よ」

「あんたと、な」



俺達はそう言って互いに笑みを交わした。


「さぁ、大詰めといこうぜ。神殿の周りはもう兵士達に任せても大丈夫だろう」

「そうだったな。一刻も早くドラゴンファイアの儀式を―――」



そうマーティンが言いかけた時、沸き上がる兵士達の怒号が急に止んだ。






108-10

「―――――っ」

息を吸っただけで殺されてしまいそうな空気が、俺達の肩に重くのしかかった。
それは殺意でも悪意でもない、純粋な破壊衝動。

何の言葉すら交わしてもいないというのに、その欲望がまるで形でもあるかの様に
俺達の胸ぐらを締め付けた。


「なんだ・・・あれは・・・」

誰かが、そうつぶやいた。





108-11

『それ』は突然、悠然とそこに立っていた。

特別、何かされた訳ではなかった。
だが、眼下を見下ろすその2つの目からは、全てを破壊しつくしてやろうという
『それ』の意志が肌を突き破るかの様に俺達を威圧していた。



身体が動かない。
誰もが金縛りにでもあったかの様に食い入る様に姿を見つめていると、
隣にいたオカトーがガチガチと歯を打ち鳴らしながら震えはじめた。


「ま・・ままさかっ!そんな事があるものかッ!」

「おいモヤシ、あれは何なんだ!」

「有り得ない!どうしろと言うのだ!」

「まさか本人が出てくるとはね――――」



恐慌をきたしたオカトーに変わって、マーティンが代わりに答えた。


「流石に本物を見るのは初めてだが、6本の腕、鬼の様な形相。
伝承の通りなら間違いない。
友よ、あれが今回の災禍の元凶にして我々の最大の敵だ」

「敵・・・あれが・・・!?」

「そうだ。デイドラ16神の中で最も攻撃性に満ちた『神』
暴力と殺戮を司る最凶の破壊神―――」







108-12

「――――メエルーン・デイゴン」

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テーマ:Oblivion - ジャンル:ゲーム

  1. 2009/11/01(日) 20:22:35|
  2. RP小説-メインクエ篇
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<【MOD】期待の新UI ~Extended Interface~ | ホーム | 【プレイ日記107】 The Nature of The Emperor 【Light the Dragonfires #7】>>

コメント

ktkr

ああ、デイドラがっ!・・ハッ!
100人いれば100通りの冒険が産まれる、正しくですね。
デイドラは 敵 として進める
あるいは 同族 として進む

まぁ、ほとんどの方が 敵視 ですがw


最終決戦、言ったら怒られそうですが(メエルンに

御武運を!

  1. 2009/11/02(月) 02:01:02 |
  2. URL |
  3. 画竜点睛/件 #-
  4. [ 編集 ]

Re: ktkr

>件さん

カステット編で自分の中(だけの)ドレモラ像がだんだん出来てきたので
個人的にはちょっと萌え種族だったりします。


>ほとんどの方が 敵視 ですがw

Dremora CompanionなんてMODもありますよー。
ドレモラのコンパニオン+シナリオ付でTESNでも好評みたいです。
最近日本語化されたのでちょっと気になってたり。


  1. 2009/11/02(月) 20:55:58 |
  2. URL |
  3. 天気輪 #-
  4. [ 編集 ]

御大来ちゃった

気が付けばこんな熱く緊迫した状態にににに
先日の「For the Cyrodiiiiiiiiiiiiiiiiiiiil!!」といい
今回の「On Your Honor!」といい、兵士たちの雄たけびが耳に届きそうであります。
あとマジェラの名乗りに、自分の実力知ってる猛者って格好いいなあとつくづく思いつつ。

とうとうあのお方が出てきてしまいましたですね……!
愉しみにしています、でもちょっと胸がもう痛い(泣)
  1. 2009/11/03(火) 18:15:02 |
  2. URL |
  3. ウロ #-
  4. [ 編集 ]

Re: 御大来ちゃった

>ウロさん

元々帝都兵はポテンシャルが高いのにクエストだと汚職がどうとかそういう出番しかないんですよね・・・
彼らが一番輝いてるシーンがココだと思ったので頑張ってもらいました。


>マジェラの名乗り

コレがやりたくてカステットに名前をつけてもらいました(笑)
マーティンに触発されて、彼も少しずつ英雄の自覚をしつつあるようです。


  1. 2009/11/03(火) 19:46:08 |
  2. URL |
  3. 天気輪 #-
  4. [ 編集 ]

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天気輪(てん・きりん)

PS3版をプレイ後、
PC新調を機に2009年6月から
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