TES4-輝輪酸紀行

PCゲーム「oblivion」のRP小説とMOD解説感想などなど。

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【プレイ日記105】 邪神の進軍 【Light the Dragonfires #5】

105-01


3rd Era、アカトシュ暦433年 宵星月(12月) 25日。

シロディールにとってもっとも過酷な1年の終わりも近付いていたこの日は、
その後シロディールの市民たちにとって最も忘れられない1日のひとつとなった。







105-02

「あ、ブレマン卿!お疲れ様です!」

「あぁ・・・済まないが、ウチの団長を見なかったか?」

「ええ、お待ちしておりました!」

「待ってた・・・?」

「坊ちゃんと隊長がまた揉めてるんです。止めてやって下さいよ」

「・・・やれやれ、何も言わずに飛び出していかなくなっただけ成長したと見るべきか」

「は?」

「何でもない。ありがとう」







105-03

「だからッ!すぐに衛兵隊を全軍呼び戻せ!」

ファルウィルがいつになく真剣な表情で怒鳴った。
・・・が、彼が常に「いつにない」のはシェイディンハルでは既に日常茶飯事であり、
衛兵達からしてみてもこのような光景は慣れたものだった。

「ですからぁ、坊ちゃんのわがままひとつでシェイディンハル全軍を勝手に動かす訳にはいかんでしょう。
いい加減お父上に怒られますよ?」

「我がままで言っているのではないッ!」



オーリックは鼻毛を抜きながらファルウィルの話を聞き流していた。
ゲート騒動の一件以来ファルウィルは何かと理由をつけこうして訓練をしたがるのである。
それも時を選ばずなのだからオーリックがうんざりするのも無理はなかった。
しばらく待っていれば腰巾着のブレマンが連れ帰りに来てくれるだろう。
今回もそれを見越してのらりくらりとかわしていたのだったが―――。


「オーリック、俺からも頼む」


兵舎の扉を叩いて現れたお待ちかねの騎兵隊は、オーリックの期待を大いに裏切ったのであった。



「・・・おいおいおい、ブレマン・セニアン、何を言ってるんだ?あんたまで頭がおめでたくなっちまったのか?」

「運が良かったな。今のは聞き流してやる」

「あん?」

「いいからシェイディンハルの衛兵隊を至急集めてくれ。市外に巡回に行ってる連中もだ」

「何だと?」

「流石は我が副団長、私の考えを見越していたか」

「お前は何故かこういう時の勘だけはいいからな・・・」





105-04

1人蚊帳の外にされたのが妙に腹立たしくなって、オーランドは立ち上がった。


「おい、一体何が始まるってんだ?」

「無理もないか。・・・あそこに行った者だけにしか分かるまい。この異様な感覚はな」



と、突然兵舎の扉が勢いよく開き、衛兵が息せききって駆け込んできた。


「隊長!隊長ッ!」

「なんだぁ?今日は騒がしい奴の多い日だな」

「それどころじゃありません!空が!空がッ!!」
















105-05






105-06

「・・・何、これ・・・」




















105-07
















105-08

「空が・・・赤い・・・?」














105-09















105-10
















105-11





105-12

「・・・これが本気、という訳か」

「マゾーガ隊長・・・!」

「うろたえるな。私達はレヤウィンを守ればいい。あとは陛下と英雄が何とかしてくれる」







105-13

「そうだろう――――相棒?」















***

















105-14

「またお前らかッ!」


ドレモラが議事堂を襲ったのは衛兵が伝令を果たした直後だった。
だが流石は帝都、宮殿内で警護にあたっていた衛兵達がすぐに駆け付け、
数の上でドレモラ達を上回った俺達は迅速に奴らを斬り倒した。


「・・・見ての通りです!」


先ほど伝令に駆け込んできた衛兵が肩で息をしながら言った。
確かに耳で聞く以上に的確な報告だった。





105-15

「勇気を奮え。我々は再び皇帝を戴いたのだ!」

オカトーはどこか不安な表情を浮かべる衛兵(それほど劣勢なのだろうか?)を
叱咤し、マーティンを振り返った。


「殿下、ご命令を。衛兵たちをここへ呼び戻しますか?」

「駄目だ。宮殿で包囲されては全滅あるのみ」

「しかし・・・」

「議長、私の身を案じてくれて申し訳ないが、私はもう少し彼らの事を知っている。
この状況を打破するには私達も攻めに転じるしかない」



マーティンの判断に、ジョフリーもうなずいた。


「私も同感です、陛下。すぐ側にゲートが開いたならば、奴らの増援は無尽蔵に等しいですからな」

「そういう事だ。速やかに選ばれし者の宮殿に進撃し、ドラゴンファイアの儀式を行う」

「しかし・・・」

「オカトー議長。他に方法はないのだ。私達を案内してくれ」

「・・・陛下を戦火に晒すのは文官としては不本意ですが、止むを得ますまい」



オカトーは少しの間逡巡していたが、やがて意を決して表を上げた。


「御意のままに。衛兵!陛下をお守りしろ!選ばれし者の神殿へ向かうぞ!」














注釈



●あそこに行った者だけにしか分かるまい。

ブレマンはオブリビオン界の中にいる様な重苦しさを感じて動きました。
オブリビオン内はディードラの庇護下のため、ナインの信徒が多いシロディールの住人には
非常に不快感があるのです(当ブログ内での設定)。恐らくバードも同様に感じている事かと。
ファルウィルはブレマンの言う通り、事件を嗅ぎ付ける嗅覚が妙に強いから(何)


●うろたえるな

そして単身ゲートを潰して回ったマゾーガ嬢は格が違った。









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テーマ:Oblivion - ジャンル:ゲーム

  1. 2009/10/27(火) 22:48:30|
  2. RP小説-メインクエ篇
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

テロップが往年の名作映画のようです!
マゾーガ様。。これが格の違いというヤツですか。。
  1. 2009/10/28(水) 00:26:19 |
  2. URL |
  3. かにうま #-
  4. [ 編集 ]

定命vs永遠

まさしく定命vs永遠の最終決戦!
シロディール全土が紅い雲で覆われる時、ドラゴンファイアは灯される・・。
さすが戦う女性代表マゾーガ、肝がすわってるw
  1. 2009/10/28(水) 13:31:53 |
  2. URL |
  3. 画竜点睛/件 #-
  4. [ 編集 ]

同時刻 の字幕が空の色と相俟って格好良いです……正に世界の終焉が近付いてる感じ。
なんだか読んでいてどきどきしてきてしまいました。
マゾーガ卿の「相棒」って言葉はあったかい重みがあって良いなあ。
(リンクどうも有り難うございました。ぺこり)
  1. 2009/10/28(水) 22:15:53 |
  2. URL |
  3. ウロ #-
  4. [ 編集 ]

Re: 定命vs永遠

>かにうまさん

字幕は少し意識してやりました(^^;
ウチのサイトではマゾーガ様とフラーに妙に補正がかかっています(何)

>件さん

>シロディール全土が紅い雲で覆われる時、ドラゴンry

えー、果たして灯すことが出来るのか!?ということで(しらじら)
コンシューマ版でマゾーガの死体をロックミルクで発見した時の事が余程頭に残ってるのか
どうも彼女を強キャラに書いてしまう様です(^^;
これも愛、という事で。


>ウロさん

今回はマゾーガ人気が・・・w
なんだかんだで愛されてるなぁマゾーガ。


>同時刻・・・

「最初から帝都攻めときゃええやん・・・」と思ったのでそこにも説得力をつけたくて最終決戦成分を足してみました。
「神様の本気」という事でコレ位やってもいいかなぁと。
間違いなく自分の首を絞めはじめてきましたが(笑)







  1. 2009/10/28(水) 23:30:55 |
  2. URL |
  3. 天気輪 #-
  4. [ 編集 ]

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Author:天気輪
天気輪(てん・きりん)

PS3版をプレイ後、
PC新調を機に2009年6月から
TES4 oblivionを開始。

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