TES4-輝輪酸紀行

PCゲーム「oblivion」のRP小説とMOD解説感想などなど。

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【プレイ日記91】 禁断の小洞窟 【Paradise #8】

「それにしても…」


91-01


「これじゃオブリビオンと変わらないじゃねえか」


洞窟の中ではオブリビオンの死の荒野と同じ様に、灼熱の海が煮えたぎっていた。

何かの修行なのか、檻に閉じ込められた信徒が溶岩の海に落とされ苦しみに喘いでいた。
不死であるが故に、死ぬ事が出来ず苦痛を紛らわす為にもがくしか出来ない様だ。





91-02

「…どうしたもんか」

「マジェラ、あそこにレバーがあります。檻を引き上げられるのではないですか?」



懐に収まっていたエキドナが身を乗り出して俺に話しかけてきた。
エキドナの指す方向を見ると、確かに意味ありげなレバーが地面から生えていた。





91-03

「なるほど。行きがけの駄賃だ。助けてやるか」




91-04

レバーを倒すと、仕掛けが作動して檻に繋がっていたチェーンが巻き上げられた。
檻ごと溶岩の海から救いあげられた男は、火傷に苦しみつつも安堵の表情を浮かべていた。


と、今度は俺達の背中から悲鳴が上がった。


「許して!レバーを戻してぇええ!」






91-05

振り返ると、男の檻の反対側にぶら下がっていた女の信徒が閉じ込められた檻が
溶岩に向かって下降を始めていた。


「おい、こりゃどうなってるんだ!?」

「右の檻が引き上げられると、今度は左の檻が溶岩に降りる仕組みみたいですね…」

「…何の意味があるんだこの仕掛け」

「オブリビオンの塔によくあった牢獄と形が似てますね。恐らくドレモラ達の趣向ではないかと…」






91-06

言っている間に女の入っていた檻が溶岩に沈み、悲痛な叫び声が上がった。


「悪趣味な・・・」

「…これでは助けようがありません」

「誰だ!そこにいるのは!」



刹那、赤いローブを着た人物が物陰から飛び出してきた。
間違いない。あの派手なローブはミシックドーンの戦闘員だ。


「どこから入ってきた!この聖域を汚す事は許さんぞ!」

「そうかい?珍しくお前らと気が合ったな…」



ミシックドーンの叫びを適当に受け流しながら、俺は呟いた。


「俺も許さないぜ」














***















91-07

人間と戦うのは久しぶりだった。

だが、楽園の力によるものか、カステット程ではないものの、
以前戦った信者達とは段違いの強さでかなり手こずってしまった。


「流石本拠地という訳か…」

「恐らくは、庭園からここに入る事を認められた者たち」



懐でエキドナが俺に囁いた。


「ここの信徒達は庭園での生存競争を勝ち上がった『選ばれし民』で構成されている筈です」

「キャモランの眼鏡に適った連中って訳か…道理で強い筈だ」



どうやら敵はここからが本気の様だった。
と、その時、洞窟の奥からまた人影がこちらへやって来るのに気付いた。

俺は油断なく、再び『北風』を構えたが―――


「待て。敵意はない。剣を降ろしたまえ」


人影はそういいながら俺に近付いてきた。
確かに殺気はなく、武器も帯びてない様だ。

俺は『北風』を鞘に納め、人影の正体を明らかにする為に松明に火を灯した。






敵意がない事を示す様に、男はゆっくりと歩きながら姿を現した。

男はミシックドーンの信徒と同じ赤いローブを身にまとっていた。
だが、その顔には彼ら特有の狂気じみた印象はなく、どこか落ち着いていた。






91-08

「…バンドを身に着けているが、君はここの囚人ではないな?
君は何者だ?ここで何をしている?」

「…マンカー・キャモランを殺しに来た」



軽くジャブを入れてみる。
キャモランの味方であるなら、ここでは敵と断定していいだろう。
どうせ奴を倒さなければ俺達には元の世界へ戻る可能性は無いのだから。

だが、赤いローブの男は意外にもパッと顔を輝かせ、敵意というより驚いている様な表情を見せた。
むしろその顔にはどこか喜びも混じっている様な…。


「そうか…そうだ、私は君の事を知っている。レイヴンとルーマを殺したのは君だな?」

「誰だって?」






24-03

「マンカー・キャモランの子供達だよ。彼らから聞いた事がある。
レイヴンは帝都の地下で信徒を集めていた時に―――」






27-09

「ルーマは聖域での儀式で新しい信徒のフリをして侵入した君に倒されたと」

「…キャモランに子供がいた事が驚きだけどな」


正直、どちらの時も問答無用で戦闘に突入したので固有名詞を言われてもしっくり来ないのだが。
あの時倒した誰かがその2人だったのだろうが、正直もう一度会っても顔は思い出せないだろうな。





91-09

「…君が来たという事は、マーティン・セプティムはまだ生きているのか?
メエルーン・デイゴンの侵攻を阻止する望みはまだあるのか?」

「待て、アンタ一体何なんだ?」

「…私はエルダミル。かつてはミシックドーンの参謀の一人だった。
だが聞いてくれ英雄。私は君の力になりたい。
この先禁断の小洞窟を抜けるには私の力が必要となる筈だ」

「何だって?」














注釈




●地獄のシーソー

正直、最初に見た時は酷いと思うと同時に半笑いになりました(笑)
ここで彼らを助ける方法は無いため、プレイヤーはこのシーソーゲームを飽きるまで堪能した後、
先に進む事になります。

これを思いついたデザイナーのセンスは異常。


●以前戦った信者達とは段違いの強さでかなり手こずってしまった。

メインクエ後半はミシックドーンと積極的に戦える機会が少ないので
余計そう感じたのかもしれません。
ここでは彼らが楽園を抜けてきた選民だからということで脳内補完。

特にウチの主人公は脳筋に育っているため彼らの魔法がとても痛いです…。
グランフィアとソーサラー系信徒が一緒に出てきた時は死ぬかと思いました。実際一回死に(ry


●レイヴンは帝都の地下で信徒を集めていた時に―――

夜明けの行方編参照。
ボーラスを勧誘していたのが彼です。


●ルーマは聖域での儀式で~

Dagonの神殿編参照。
プレイ日記27で演説しているキャモランの左に立っている信徒が彼女です。

…ぶっちゃけそんな奴ら言われても覚えてねーよと(笑)

シナリオを練っている時に参考に見直していたテクテクさんの動画についていたコメントを見て
ようやくここで言っているのが誰だったのか気付きました。
ラスボスの息子とか重要キャラなのに扱いがぞんざいすぎる。それがベゼスタクオリティ。



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テーマ:Oblivion - ジャンル:ゲーム

  1. 2009/09/30(水) 20:46:29|
  2. RP小説-メインクエ篇
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天気輪(てん・きりん)

PS3版をプレイ後、
PC新調を機に2009年6月から
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